ようこそ 四国初のパラマウントベッドパートナーショップ(正規販売店)ふとんのせいぶのWEBページに

 

当店は2022年11月にパラマウントベッドパートナーショップ(正規販売店)に認定されました。

 

パラマウントベッド社は健常者向けの電動ベッドを6機種販売しています。

①インタイム7000
②インタイムトラスト
③インタイム1000
④アクティブスリープベッド
⑤インタイム2000i
⑥インタイム3000(発売順)

当店では6機種全てを展示・販売しています(四国最大の品揃え)。

・機種ごとにコンセプトや使用対象者が異なる
・機種の中でも機能やデザインバリエーションが選べる
・組み合わせることのできるマットレスが複数ある(対応サイズも機種によって異なる)

ので、

『どう選んだら良いの?』

『自分に合っているのはどれ?』

『高額商品なので、購入に失敗したくない』

と思っておられる方からのご相談を数多くお受けしています。

 

このページには、そういった豊富な経験をもとに、

①パラマウントの電動ベッドについて、一般の方が知りたい(であろう)情報

②実際の接客の際にお客様にお伝えしている情報

を書いています。

電動ベッドのご購入を真剣にご検討中の方にとっては、有益な情報だと自負しています。少々長文にはなりますがお付き合いくださいませ。お時間のない方はブックマークして、後でお読みください。

このページに書いてある内容

●当店における『インタイムシリーズ』『アクティブスリープベッド』販売台数ランキング

●販売台数ランキング順に6機種を比較・紹介

●電動ベッドを(レンタルではなく)購入するメリットについて

●電動ベッドの寝姿勢補正効果=睡眠の質を高める効果について

●『インタイムシリーズ』『アクティブスリープベッド』の歴史とコンセプト(使用対象者)の違い

●電動ベッドを購入する際に考慮するべきこと

パラマウントベッドパートナーショップ(正規販売店) 全6モデル展示(=四国最大の品揃え)

 

当店は2022年11月にパラマウントベッドパートナーショップ(正規販売店)に認定されました。

当店はパラマウントベッド社の健常向け電動ベッド
【インタイムシリーズ】
【アクティブスリープベッド】
全6モデルを展示しています。

・インタイム1000
・インタイム2000i
・インタイム3000
・インタイム7000
・インタイムトラスト
・アクティブスリープベッド

全6モデル展示は、四国(香川県、愛媛県、徳島県、高知県)でも当店だけ=四国最大の品ぞろえです。

四国各地に豊富な販売・納品実績

 

地元(香川県)観音寺市、三豊市を中心に、香川県内各地、さらには愛媛県、徳島県、高知県、さらには岡山県と幅広く販売・納品しています。

パラマウントベッドマイスターのいるお店

 

「パラマウントベッド マイスター」とは、パラマウントベッドの品質、製品、睡眠の知識などを学び、テストに合格することで取得できます。INTIME・Active Sleepに関する高い知識を持ち、ご購入されるお客様により高い納得性・満足感を得ていただくことを目指した資格です(パラマウントベッド公式HPより)

 

こんな疑問・お悩みありませんか?

パラマウントベッド『インタイムシリーズ』『アクティブスリープベッド』は全6機種あります。

□機種ごとの違いが分かりにくい

□自分にはどの機種が向いている?

□マットレスはどれがオススメ?

□自動運転に興味があるけど、自分に使いこなすことは出来る?

そんな疑問・お悩みの方、お気軽にご相談ください!

まずはお気軽にお問い合わせください

 

 

自称『日本一文章を書くのが好きなふとん屋』石川克幸

このページは自称日本一文章を書くのが好きな寝具店社長が作りました

私はこの仕事に就く前、カネボウの化粧品研究所で11年間研究員の仕事をしていました。

その前は 広島大学の大学院で神経生物学の研究をしていました。ふとん屋としては極めて異色の経歴の持ち主と言えると思います。

そんな仕事をしていた私のポリシーは『正しいことを正しく伝える』こと。売らんがための誇大な物言いやウソはつきたくないと“心底”思っています。

そんな私ですからお客様には『商売人っぽくない』とよく言われます。また『説明が理路整然として分かりやすい』とも。

そんな私が、パラマウントベッドに関して『どこよりも分かりやすい』ことを目指して作ったのがこのページです。

社長 石川克幸ストーリーはこちら

インタイムシリーズ、アクティブスリープベッド 当店販売台数ランキング

 

当店での販売台数ランキング順に各機種を比較・紹介します。

各機種の詳細はそれぞれの詳細ページをご参照ください。

❶インタイム1000

迷ったらこれのベストセラーモデル

健康な方が寝室を快適に使うためのベッドで、なおかつ将来的な介護にも対応。『いまほしくなるベッドであること。やがてほしくなるベッドであること。』のキャッチコピーでテレビCM中です。

介護ベッドと共通の部品を利用することで、機能の割にお手頃価格を実現、なおかつ安心の国産製造。ベッドフレームのデザインや色、機能(1+1モーター、2モーター、3モーター)、マットレス、様々な組み合わせから選べます。

6機種の中では最もリーズナブルな価格設定ですので、どれにしようか迷っている方は、まず『インタイム1000』からご検討ください。

なお、インタイム1000はモーター数を選べますが、将来足腰が弱った場合を想定して、3モーター(高さ調整あり)を推奨します。

※電動ベッドを選ぶ際に、当店では使用者の現在の体調はもちろん。10年後の体調や使い勝手を想定して選ぶことお勧めしています。

●セミシングル

・電動ベッド本体価格 158,000円(消費税非課税)~
・マットレスサイズ91×191㎝(マットレス別売)
・電動ベッド本体+マットレスで販売実績の多い価格帯 23万円~34万円

●セミダブル

・電動ベッド本体価格 228,800円(税込)~
・マットレスサイズ120×195㎝(マットレス別売)
・電動ベッド本体+マットレスで販売実績の多い価格帯 34万円~45万円

インタイム1000の詳細はこちら

 

❷インタイム3000

『ラクリアモーション』+『自動運転(オプション)』機能充実の最新モデル、当店売れ筋ナンバー2

『ラクリアモーション』は『背上げ』の際に、ベッド自体の傾斜を連動し、さらに足先を下げる機能です。

これにより身体のずれ防止だけでなく、内臓にかかる負担が大幅に軽減されます(=お腹が楽)。また座位(座った姿勢)で仙骨部分にかかる体圧を、お尻と太もも部分に再分散するので、まるで座り心地の良いソファのような使用感が得られます(=お尻が楽)。ベッドの上での読書やテレビ鑑賞、さらには食事などがとても快適になります。

さらにオプション(別売)のスマートスリープアナライザーを取り付けりことで『自動運転』『スマホ操作』『睡眠スコア』にも対応します。

機能的に優れている分インタイム1000よりも高価格になります。そのあたりのコストパフォーマンスが判断材料になるとは思いますが、現状当店で最も推奨しているモデルです。

●シングル

・電動ベッド本体価格 396,000円(税込)~
・マットレスサイズ97×195㎝(マットレス別売)
・電動ベッド本体+マットレスで販売実績の多い価格帯 44万円~58万円

●セミダブル

・電動ベッド本体価格 462,000円(税込)~
・マットレスサイズ120×195㎝(マットレス別売)
・電動ベッド本体+マットレスで販売実績の多い価格帯 51万円~69万円

インタイム3000の詳細はこちら

 

❸アクティブスリープベッド

センサーが眠りの質を感知して自動運転(角度調整)する、全く新しい電動ベッド

『平らに眠っている全ての人に、入眠角度という新提案』というキャッチコピーでテレビCM放映中です。センサーが眠りの質を感知して、ベッドを最適な角度に自動調整してくれる画期的なベッド。

入眠時は呼吸や腰・膝が楽な持ち上げポジション⇒眠ったら寝返りの打ちやすいフラットに⇒朝はベッドが動いて目を覚ます。スマホで操作や設定可能、しかもアプリが毎日の眠りのスコアを記録。部位別に10段階の硬さ調整可能なアクティブスリープマットレスも選べます。

介護用としての使用は想定していない(ベッドの高さ調整機能がない、ベッドサイドレールが取り付けできない)ので、当店ではご高齢の方のご購入はお勧めしていません。

そのため当店では、70歳代以上で『自動運転』機能を希望される方には、『インタイム2000i』もしくは『インタイム3000』をお勧めしています。

※電動ベッドを選ぶ際に、当店では使用者の現在の体調はもちろん。10年後の体調や使い勝手を想定して選ぶことお勧めしています。

●シングル

・電動ベッド本体価格 242,000円(税込)~
・マットレスサイズ97×195㎝(マットレス別売)
・電動ベッド本体+マットレスで販売実績の多い価格帯 44万円~53万円

●セミダブル

・電動ベッド本体価格 297,000円(税込)~
・マットレスサイズ120×195㎝(マットレス別売)
・電動ベッド本体+マットレスで販売実績の多い価格帯 52万円~64万円

アクティブスリープベッドの詳細はこちら

 

❹インタイム2000i

『自動運転』に対応しつつ、将来の介護用としても使える

見た目は近未来的なデザインですが、基本構造は『インタイム1000』と同一です。そのためモジュールを取り外すと将来的には介護用ベッドとして使えます。

なおかつ『センサで眠りを感知して自動運転』『スマホ操作』『睡眠スコア』などの機能はアクティブスリープベッドと共通です。

寝室の雰囲気に合わせてファブリックの色が6色から選べます。

『自動運転』に対応しながら、将来の介護を想定しているモデルとしては『インタイム3000』もありますが、『インタイム2000i』の方が低価格です。

●セミシングル

・電動ベッド本体価格 275,000円(税込)~
・マットレスサイズ91×191㎝(マットレス別売)
・電動ベッド本体+マットレスで販売実績の多い価格帯 36万円~52万円

●セミダブル

・電動ベッド本体価格 319,000円(税込)~
・マットレスサイズ120×195㎝(マットレス別売)
・電動ベッド本体+マットレスで販売実績の多い価格帯 43万円~64万円

インタイム2000iの詳細はこちら

 

❺インタイム7000

インタイムシリーズの最高峰(4モーター&ゆったりロングサイズ)

見た目の重厚感はもちろん、機能的にも4モーター(3モータの機能に加えてヘッドレスト機能)のため、より高い快適性を実現しました。

更にロングサイズで対応マットレスの長さが210㎝(『インタイム7000以外』のモデルは長さが191㎝もしくは195㎝)のため、長身の方でもゆったりとお使いいただけます。

ただしモデルとしては古いため、『自動運転』には対応していません

●シングルロング

・電動ベッド本体価格 770,000円(税込)~
・マットレスサイズ100×210㎝(マットレス別売)
・電動ベッド本体+マットレスで販売実績の多い価格帯 94万円~118万円

●セミダブルロング

・電動ベッド本体価格 814,000円(税込)~
・マットレスサイズ120×210㎝(マットレス別売)
・電動ベッド本体+マットレスで販売実績の多い価格帯 102万円~127万円

インタイム7000の詳細はこちら

 

❻インタイムトラスト

インタイムシリーズの躍進のきっかけとなったモデルだが・・・

2014年に登場したモデル。パラマウントベッド社製の国産品で、1+1(背上げ+脚上げ)モータで、185,000円という価格は、当時かなりインパクトのあるものでした。
当店も『インタイムトラスト』の登場をきっかけに、パラマウントベッド社の電動ベッドの取り扱いを始めました。

しかしながら『インタイム1000』の登場(より低価格化を実現)によって、その位置づけは中途半端なものになった印象は否めません。そのため、近年当店での販売実績はありません。

●シングル

・電動ベッド本体価格 244,200円(税込)
・マットレスサイズ97×195㎝(マットレス別売)
・電動ベッド本体+マットレスで販売実績の多い価格帯 32万円~40万円

インタイムトラストの詳細はこちら

機種ごとに対応マットレスサイズが異なります

 

機種によって、対応マットレスサイズが異なっています。そしてサイズの違いが様々な使い勝手に影響します。

●ゆったり感
 ⇒体格の良い方はセミシングルでは窮屈に感じます。

●ベッド上での移動のしやすさ
 ⇒幅が広いとベッド上での移動距離が増え、体力が弱ってきた際に負担となる場合があります。

●介護のしやすさ
 ⇒幅が広いと介護者と被介護者の距離が出来るため、ややアプローチがしにくくなります。

●設置場所の広さ
 ⇒設置する部屋が狭い場合、ベッドのサイズによっては室内での移動がしにくくなる場合があります。

上記の点をしっかりと考慮されて、購入されるモデル(サイズ)を選ばれることをお勧めします。

※電動ベッドを選ぶ際に、当店では使用者の現在の体調はもちろん。10年後の体調や使い勝手を想定して選ぶことお勧めしています。

元気な人が快適に眠るための電動ベッド、のち介護用としても

 

 

 

電動ベッド=介護用のイメージはもう古い

パラマウントベッド社といえば、医療・介護用のベッドのイメージが強いと思います。実際に医療、高齢者施設の約7割、在宅介護ベッドの6割以上がパラマウントベッド社製だそうです。

パラマウントベッド社が、健常者向けの電動ベッド『インタイムシリーズ』を販売開始したのは2003年のことです。

その後、2016年に『いまほしくなるベッドであること。やがてほしくなるベッドであること。』というキャッチコピーのテレビCMと共に、華々しく登場したのがインタイム1000です。

インタイム1000の登場をきっかけに、パラマウントベッド社の健常者向け電動ベッドの販売数量は、大幅に伸びました。

当店では30歳代から90歳代と、幅広い年代の方にパラマウントベッドを購入いただいています(一番多いのは60歳代、70歳代です)。

皆さん、元気なうちに快適に眠るために購入され、なおかつ将来の介護用としての使用を想定しておられるようです。

元気なうちに使い始めて、のち介護用として使える電動ベッド

 

 

電動ベッドを購入するメリットとは?

電動ベッドというと『将来介護が必要になった時にレンタルするから。』とおっしゃる方が多いです。実際その通りではありますが、ここに大きな盲点があります。

介護認定(要支援、要介護1~5)によって、受けることのできる支援の枠(金額)は決まってきます。ですからこの枠を電動ベッドのレンタルに使用してしまうと、その分受けることのできる介護サービスは減ってしまいます。そして介護保険制度は定期的に見直され、介護用品のレンタルも年々ハードルが高くなっているのが現状です。

逆に言えば、

ご自分で電動ベッドを所有している場合、その分多くの介護サービス(『訪問介護』『デイサービス』など)を受けることが出来ます。

しかも介護ベッドをレンタルしている場合、使用者が施設などに長期入所した場合にはいったん返却する必要性があります(ご自宅に戻った際に再レンタル)ので、なかなか煩雑だと思います(数年前に亡くなった我が家の祖母の時もそのようにしていました)。

また『誰が使ったか分からないベッドを借りるのは抵抗がある』と思っている方も、少なからずいらっしゃるようです。

以上のような観点から、電動ベッドを購入することが、将来介護が必要になってきた場合に無駄になるという単純な話ではありません。このことを知っておいて損はないと思います。

まず知っておくべき、電動ベッドを使い最大のメリットとは?

 

先ほども申し上げた通り、当店で電動ベッドを購入される方のほとんが元気なうちに使い始めて、将来の介護も想定しておられます。

そんな中でも、やはり購入動機は様々で、お客様が電動ベッドに期待している内容は十人十色です。

それでは、販売している私が感じる電動ベッドを使用する最大のメリットとは何でしょうか?

読書やテレビ鑑賞が楽?それとも将来の介護が楽?

 

電動ベッドのご購入を真剣に検討中のあなた、電動ベッドに何を期待しておられますか?

読書やテレビ鑑賞が楽?
足腰が弱った時の寝起きが楽?
将来の介護が楽?

こういった点を挙げられる方が多いのではないかと存じます。

しかしながら、これまで相当台数の電動ベッドを販売してきた経験と、お客様の実際の声などをもとに、当店の考える電動ベッドを使う最大のメリットとは?

それはズバリ、寝姿勢を良くする=眠りの質を高める効果です!

電動ベッドの『背上げ』や『脚上げ』には意外なほど多くの効用があることをご存知でしょうか?

背上げ

 

意外と知られていない背上げの効果『呼吸が楽』

背上げすることで『読書が楽』『テレビ鑑賞が楽』ということは誰もが認識されているはずです。

しかしながら背上げにはもっと本質的な効果があります。それは『呼吸が楽』ということです。

背上げすることで、内蔵から肺への圧迫感が軽減し、横隔膜が下がり、また気道が確保しやすくなるので、呼吸が楽になります。これによって身体もリラックスし、睡眠の質が高まります。

特に『いびきが酷い』『睡眠時無呼吸』の方にぜひお試しいただきたい機能です。

この他にも『逆流性食道』対策としても有効だと思われます。

脚上げ

 

『腰痛』『股関節痛』『膝痛』対策に有効

『腰痛』でお悩みお方であれば、『膝を立てて寝ることで腰が楽になる』ということは経験的に知られているはずです。特にぎっくり腰のひどい時など、膝を立てないと仰向きでは眠れないと思います(私も何度も経験済みです)。

電動ベッドの場合は、その時々の腰の状況に応じて、膝を持ち上げる角度を自在に調整できるため、腰痛対策に非常に有効です。

また日中の活動時に、重力の影響で脚に水分が蓄積され、これがむくみの原因となります。脚を上げて眠ることで、その水分が胴体部分に戻りやすくなるため、『むくみ対策』になることが広く知られています。

また同時に排尿を促す(=一度に多くの尿が出る)ため、夜中に尿意で目が覚める回数が減るとも言われており、パラマウンベッドの研究所は『頻尿対策』に関する臨床データを持っているという話を聞いたことがあります。

さらには、年配の女性に多い『股関節痛』『膝痛』でお悩みの方も、脚を上げて寝ることで負担が大幅に軽減されます。

また膝を持ち上げることで、体の中で一番重い臀部に掛かる圧力が軽減されるため、健常者であっても、ほとんどの方にとって、仰向き寝が楽になります

高さ調整

 

老後は必須の機能

元気なうちは、ほとんど必要性を感じない機能です。しいて挙げるとすれば、ベッドの上でテレビ鑑賞をする際の目線合わせには有効かもしれません。

しかしながら老後は
『ベッドの昇降が楽』
『介護が楽』
という意味で、必須の機能となります。

『自分はまだ若い(元気だ)から、高さ調整がいらない』という方もいらっしゃいます。

インタイム1000などのように、高さ調整ありなしを選べる機種をご購入の場合には、後になって必要性を感じても、高さ調整の機能を後から付加することは出来ません。

長く使える電動ベッドであるからこそ、当店では老後のことを考えて、『高さ調整あり』のご購入をお勧めしています

※電動ベッドを選ぶ際に、当店では使用者の現在の体調はもちろん。10年後の体調や使い勝手を想定して選ぶことお勧めしています。

電動ベッドの寝姿勢補正効果

頭と脚に角度を付けて寝ることで、身体がとてもリラックスできます。

 

当店に来られたお客様に電動ベッドの寝姿勢補正効果をご体感いただく場合、このような手順で行います。

1)まずフラットな状態で寝ていただく

2)脚を少し(10度まで)リフトアップする(脚上げ)

3)さらに頭を少し(10度まで)リフトアップする(背上げ)

4)身体がやや折り曲がった状態となるので、その状態をしばらくキープ

5)再度フラットな状態に戻す

2)3)4)で身体をやや折り曲げた状態を作り、その心地良さを身体で体感いただきます

 

その後、再びフラットな状態に戻すと、身体が反ったような感覚になることを身体でご理解いたくことが出来ます。

実際のところ、ほとんどの方がフラットで寝ているはずです。しかしながらこのやり方でフラットで寝るのが意外と楽ではないことを体感されると、皆さん一様に驚かれ、かつ納得されます。

一般的に電動ベッドは
『寝起きが楽』
『ベッドの上での読書やテレビ鑑賞が楽』
『介護が楽』
というイメージであるかも知れません

しかしながら私としては

電動リクライニングベッドを使う最大のメリットは寝姿勢を補正する=睡眠の質を高める

という点を最大限に強調したいと思います

お客様の実際の声『もう、水平で寝ることは出来ない』

おかげさまでベッドは快適に使用しています。毎晩寝るのが楽しみです。

私は仕事柄腰痛になりやすく、これまでマットはいろいろ試してみました。今回わかったことはマットの堅さ、厚さ、スプリングの構造などよりもベッドの頭や足を上げる角度の方がずっと重要だと言うことがわかりました。

朝起きるときベットを水平に戻しますが頭を下にされたような気持ち悪さを感じます。同時に水平だと肩、お尻など躰の一部に圧力が集中するように感じます。

もう、水平で寝ることはできない、と妻に言って笑われています

(S.Hさま、70歳代男性 2020年12月にインタイム1000をご購入)

日本最大のベッドメーカー『パラマウントベッド社』

 

ベッドメーカーと聞くと『フランスベッド』『シモンズ』『シーリー』などが頭に浮かぶかもしれませんが、実は日本で売り上げナンバーワンのベッドメーカーは『パラマウントベッド』です。

『パラマウントベッド』は医療・介護用のベッドのイメージが強いかも知れません。実際のところ医療・介護用のベッドとしては圧倒的なシェアを持っています。

●創業1947年 70年以上医療用ベッド・マットレスの販売を手掛けています。

●日本最大のベッドメーカー 世界100カ国以上に納入。

●純国産(安心の日本製) 千葉工場で原材料の加工から組み立てまで一貫生産。

●シェアナンバーワン 医療、高齢者施設の約7割、在宅介護ベッドの6割以上がパラマウントベッド製です。

●アフターメンテナンスも万全 全国9か所の拠点を持つパラテクノ株式会社から150名以上の技術者が巡回しています。

そんなパラマウントベッド社が、健康な方向けに寝室を快適に使うための電動ベッドとして発売したのが『インタイムシリーズ』『アクティブスリープベッド』です。

『インタイムシリーズ』『アクティブスリープベッド』の歴史

『インタイムシリーズ』『アクティブスリープベッド』の歴史を振り返ることで、各モデルの成り立ちやコンセプトの違いがより分かりやすくなります。より深く知りたい方はご一読ください。

2003年 『インタイム7000』発売

パラマウンドベッド社が最初の『インタイムシリーズ』である『インタイム7000』を発売したのは2003年のことです。

 

しかしながら価格設定がかなり高かった(『インタイム7000』シングルサイズの価格が64万円、発売当時)ということもあり、富裕層向けの高級電動ベッドというイメージが強く、なかなか普及しなかったようです。

 

『インタイム7000』の詳細はこちら

西部製綿公式ブログ記事 【インタイム7000】販売店の立場から、客観的に独自解説へのリンク

 

その後2013年に『インタイムコンフォート』が登場しました。

しかしながら3モーターで43万円という価格(発売当時)は、高級電動ベッドという評価を覆すものではなく、さほどに普及しなかっようです。

2014年 『インタイムシリーズ』普及のきっかけを作った『インタイムトラスト』

 

『インタイムシリーズ』が普及するようになったきっかけは、2014年の『インタイムトラスト』の発売でした。

シングルサイズ、1+1モーター(背上げ、脚上げ)、国産品で185,000円という価格設定(発売当時)は、なかなかインパクトのあるものでした。(市場にはもっと廉価な電動ベッドがありますが、東南アジア製です)

『インタイムトラスト』の発売を機に、当店ではパラマウントベッド社の電動ベッドを導入しました。

『インタイムトラスト』の詳細はこちら

2016年 ベストセラーモデル『インタイム1000』登場

 

インタイム1000の特徴① デザインや機能、組み合わせるマットレスなどざまざまな組み合わせから選べる

2016年に『いまほしくなるベッドであること。やがてほしくなるベッドであること。』というキャッチコピーのテレビCMと共に、華々しく登場したのが『インタイム1000』です。

ベッドフレームのデザインや色、機能(1+1モーター、2モーター、3モーター)、マットレス、様々な組み合わせから選ぶことができます。

インタイム1000の特徴② 機能のわりに低価格化を実現

最も画期的だったのは価格設定です。介護ベッドと共通の部品を利用することで、機能の割に低価格を実現しました。

セミシングル、1+1モーター(背上げ+脚上げ)で145,000円~(発売当時、現在は158,000円~)

セミシングル、3モーター(背上げ、脚上げ、高さ調整)で185,000円~(発売当時、現在は178,000円~)

しかも消費税非課税です。この価格設定は先行モデルである

・インタイムトラスト シングル、1+1モーター(背上げ+脚上げ)185,000円(発売当時、現在は222,000円)

・インタイムコンフォート シングル、3モーター(背上げ、脚上げ、高さ調整)430,000円(発売当時、現在は廃版)

の存在を否定すらしかねないものでした。

しかしながら、この価格設定と積極的なプロモーションで『インタイムシリーズ』の認知度は大幅に上がったようです。『インタイム1000』の売り上げが好調だったのはもちろん、結果的に『インタイムコンフォート』(シングル、3モーター、430,000円、現在は廃版)の販売台数も伸びたという話を、パラマウントベッド社の担当者から聞いたことがあります。。

当店でも『インタイム1000』の導入を機に、電動ベッドの販売台数が大幅に伸びました。

インタイム1000の詳細はこちら

西部製綿公式ブログ記事 【インタイム1000の選び方】販売店の立場から、客観的に徹底解説へのリンク

 

2019年 更なる進化、自動運転する電動ベッド

2019年にパラマウントベッド社は2機種の電動ベッドを新しく市場に投入してきました。『アクティブスリープベッド』と『インタイム2000i』です。

『アクティブスリープベッド』 センサーが眠りの質を感知して自動運転

 

『アクティブスリープベッド』は見た目の斬新さもさることながら、センサーが眠りの質を感知して、ベッドを最適な角度に自動調整してくれる画期的なベッドです。インタイム1000と同様にテレビCM放映中です。


①入眠まではお好みのポジションで


②眠ったら寝返りの打ちやすいフラットに

③朝はベッドが動いて覚醒を促す

スマホで操作や設定可能、しかもアプリが毎日の眠りのスコアを記録。部位別に10段階の硬さ調整可能なアクティブスリープマットレスも選べます。

アクティブスリープベッドの詳細はこちら

『インタイム2000i』 『インタイム1000』に『アクティブスリープベッド』の機能をプラス

 

『インタイム2000i』は見た目こそ近未来的なデザインですが、基本構造はインタイム1000と同一です。

そのためモジュールを取り外すと介護ベッドとして使うことが出来ます。そのため『元気なうちは寝室を楽しむベッド、のち介護ベッド』というコンセプトはインタイム1000と共通です。

 

なおかつ自動調整機能やスマホ操作などの機能は『アクティブスリープベッド』と共通です。

『インタイム1000』に『アクティブスリープベッド』の機能をプラスした電動ベッド、それが『インタイム2000i』です。

インタイム2000iの詳細はこちら

『アクティブスリープベッド』と『インタイム2000i』の違い

『アクティブスリープベッド』と『インタイム2000i』は自動運転、スマホ操作、睡眠スコアなどの機能は共通ですが、対象年齢がやや異なります。

『アクティブスリープベッド』⇒主として40歳代、50歳代が対象
『インタイム2000i』⇒もう一世代上の60歳代、将来的な介護ベッドとしての使用を意識した人が対象。

『アクティブスリープベッド』と『インタイム2000i』どちらもスマホを使っての操作が基本となるので、日常生活でスマホが普通に使いこなせている人でないと、使いこなすのはハードルが高いように思われます。

また『自動運転』や『スマホ操作』は、ご自宅にwifi環境があるとこが必須となります。

対象年齢の違いは、モーター数の違いにも表れています。

『アクティブスリープベッド』は1+1モーター(背上げ、脚上げ)のみで、高さ調整は出来ません。⇒将来介護用としての使用は想定していないベッド。

『インタイム2000i』は1+1モーター、3モーターから選ぶことが出来ます。手すりなどの取り付けも可能。⇒将来介護用としての使用を想定しているベッド。

そういった意味では、『インタイム2000i』の方が汎用性が高いと言えるでしょう。一般論として70歳以上の方は『インタイム2000i』の方をお勧めします。

※電動ベッドを選ぶ際に、当店では使用者の現在の体調はもちろん。10年後の体調や使い勝手を想定して選ぶことお勧めしています。

西部製綿公式ブログ記事 『アクティブスリープベッド』と『インタイム2000i』を販売店の立場から独自比較へのリンク

2021年 さらなる進化『インタイム3000』

 

2021年8月に『インタイム3000』が登場しました。『インタイム1000』『インタイム2000i』の上位モデルという位置づけになります。

インタイム3000の最大の特徴は『ラクリアモーション』

 

 

『ラクリアモーション』とは『背上げ』の際に、ベッド自体の傾斜を連動し、さらに足先を下げる機能です。

これにより身体のずれ防止だけでなく、内臓にかかる負担が大幅に軽減されます(=お腹が楽)。

また座位(座った姿勢)で仙骨部分にかかる体圧を、お尻と太もも部分に再分散するので、まるで座り心地の良いソファのような使用感が得られます(=お尻が楽)。

ベッドの上での読書やテレビ鑑賞、さらには食事などがとても快適になります。

またオプション扱い(別売)の『スマートスリープアナライザー』を取り付けることで、『自動運転』『スマホ操作』『睡眠スコア』にも対応します。